日常茶飯事の記録です。

まんまのまんま Vol.86

梓へのプレゼント

 梓のBIRTHDAYプレゼントには本人の疲労を考慮した、健康ネックレスなら…どーかなって思てんやわ。宝石やあらへんけど梓はもっと健全に長う生きて貰いたい。俺は歳やからそこそこの寿命で十分やけど梓はまだ若い。これから先の将来もあっさかい健康が第一よ。偶々帰宅中に車内で他人の井戸端会議を耳にしてピンときた。俺が佐川に居た頃のしんどそうな梓の顔を何度も見たし、そのネックレスは大変効き目があるらしいし、ネックレスが発する電磁波が体の疲れを和らげるそうな。

 それ以来ヤフオクで入札はするもんの、中々俺の予算内に収まってくれへんので根気でゲットするしかない。誕生日は過ぎたけど多少の時間は掛かっても必ずゲットして梓に渡したい。これは俺の純粋無垢で梓を思う潔白な気持ちや。梓…俺より長く生きろ!!!

 俺と梓が入籍出来たら頃合いを見て遺言書の作成もやらなあかん。これしとかんと俺の身内が資産の権利を主張するやろうて。両親は他界したけど弟と妹がおるさかいね。でも俺は兄弟には1銭たりとも譲る気が無い。資産は全て梓に譲渡する旨を弁護士に委ねるつもりや。これをキチンと終えて残る税金を払えば俺は安堵して死ねる。そしたら家のローンは保険で賄われるため返済が消滅して、家賃11万円が収入として得れるし、現在住んではる家族が退去したら梓が住むのも良い。家は尼崎市の一等地に建っとる。