日常茶飯事の記録です。

まんまのまんま Vol.95

 異なるYOSAKOI

 昨日「神戸YISAKOI」フェスティバルが行われた。今年で18回目の開催やけど23・24にも「KOBE ALIVE」というYOSAKOIイベントがある。市は『神戸ダンシング』と銘打って9月を盛り上げてんやが、同じYOSAKOIやのに開催の趣旨に多少の違いがある。無論どっちも自由に参加できて老若男女問わずステージで演舞できる。

 先ず「神戸YOSAKOI」は踊って楽しもう、踊りを披露して分け隔てることなく、漲る迸るエネルギーを発散させよう、そんなイメージのフェスティバルに思える。そして「KOBE ALIVE」は賞を目指して猛練習したり、切磋琢磨でダンスに磨きをかけて舞いをする、試練の賜物を舞台で演じる感じがするYOSAKOIやね。

 従って演舞のレベルは「KOBE ALIVE」の方が高い気ぃする。目指すもんがちゃうと自ずと内容も変わるん当然や。その分「神戸YOSAKOI」は近畿圏内や近隣地方の参加が多て100団体を超えとる、反対に「KOBE ALIVE」は随分遠方からのチームが多い代わりに60チームが精々みたいやね。参加することに意義があんのが前者なら、賞を目指すことが励みになるチームもあるわさ。俺はALIVEの方が見てて面白いけどな。

 然し1ヶ月の間に2つのYOSAKOIをやる市も珍しかろうて。神戸の策略もあろうが9月は様々な地方から若い男女が多いことも事実で、謂わばこれも集客の1つなんかもしれんな。震災で観光客を大多数失った頃を思えば丸で嘘のような活況が蘇ったで。