日常茶飯事の記録です。

まんまのまんま Vol.43

佑佳ちゃんの気持ち

 俺がバイトしてる週末の派遣バイトは滞納した税金を払う為の労働で、4月から漸く納税出来るようになると思てた矢先、3/25ぐらいやったか神戸市から財産差し押さえの通知が届いて、俺は逆上して抗議の郵便を送ったけど、佑佳ちゃんの協力で4/4に一部を納税して下旬にも更に納税する予定やが、払う度に市滞納係の担当者に嫌味たっぷりの郵便も送ったわ。今度も思っきし皮肉ってエグい捨て科白を送るつもりでおる。

 未だに差し押さえの郵便を送って来た担当の高桑を恨んでんやわ。どんな男か知らんけど全然怒りが収まらんのや!!役所の人間てのは上から目線で物を言い、あわよくば強引で一方的に強制執行するとは何事ぞ。あの高桑って奴は何ちゅう傲慢な野郎じゃ。

 佑佳ちゃんが未払い税金に対して「パパりん私も手伝ってあげるから…」って、要するにお金を出してあげるってことなんやが俺は断ってん。俺の不逞で佑佳ちゃんの大事なお金を遣うのは亡くなった邦子に申し訳が立たん。何故なら邦子が佑佳ちゃんの為に残した財産やから俺が死んだ時に合わせる顔が無い。今回の申し出は佑佳ちゃんの気持ちだけ受け取ることにして、滞納金は何としても自分で頑張って払うつもりやで。

 税金の滞納が100万円以上あり借金が150万円ほどある。俺が生きとぉ間に全部払えればえぇが、資産だけは佑佳ちゃんに譲れるように守り切りたい果たしたい。